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ステップインから考える恋愛や仕事相手との距離のとり方

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先日、スパーリングをやっていた時にトレーナーの方からステップインを身に着けたら

もっと強くなるよと言われ、教えてもらいました。

 

ステップインというのは離れたところからステップして相手の攻撃エリアに入り攻撃を出すことをいいます。

普通に歩いて距離を縮めてもいいのですがステップインを混ぜると、いつ相手が飛び込んで来るかがわからないくなるので攻撃のバリエーションがものすごく拡がります。

 

普通に歩いて相手との距離を縮めていたとします。距離を取りつつ攻撃をします。

すると相手は「アウトスタイル気味だな」と思います。

そして思っていたところに、その距離からステップインして近距離から攻撃をする。

 

ステップインして近距離の攻撃をしてからまた普通に歩きながら距離を取って攻撃し、徐々に距離を縮める。

そのようにするだけで相手は次の攻撃が読めなくなります。

 

そして、大きい利点の1つに「フェイント」にも使えるようになります。

 

ステップインをするモーションをチラッと見せてステプインせずに、逆に回り込んでハイキックで倒しに行く。

 

ハイキックはモーションが大きく防御されて隙ができやすいので、なかなか出しにくい技ですが相手が予測不可能な動きをしてからのカウンター気味のハイキックはとても防ぎにくく有効です。

 

近づいたと思ったら離れる。距離を取ってリーチを活かしたと思えば不意にステップインして一気に距離を縮める。ステップインしそうな動きで相手が反応したら逆に動いてハイキックで倒しに行くなどなど。

 

ステップイン一つ身につけるだけでこのようなバリエーションが生まれ相手を思うようにコントロールできるようになります。

 

これは、仕事や恋愛でも同じです。

 

一直線のストレート勝負のキャラクターの人がたまに距離を置いて相手の様子を伺って見る。

相手が来ないのか?と思ったところで一気に距離を縮める大胆な行動に出る。

距離を縮めたかと思ったら変化球のサプライズでカウンターを狙う。

 

など、相手との距離間を縮めるという行為だけとってもい1つバリエーションが増えるだけで

ものすごくバリエーションが広がり相手をコントロールしやすくなります。

 

いつでも馬鹿正直に当たって砕けろ型の人は距離を置く戦術を考えてみる。

逆に外側から距離を取って確実にチャンスを伺う型の人は思い切って相手との距離を縮める戦術を考える。

 

たったそれだけで無限にバリエーションが広がって自分の戦いがしやすくなり、自分がペースを握ることで勝率はグッとアップします。

 

逆に言い換えると相手のペースに合わせていると疲弊します。

相手の好きな戦い方に合わせてしまうとやられます。

 

人と人との距離感は格闘技も恋愛も仕事もそんなに変わりません。

人との距離感を意図的にコントロールすることで、自分のペースで物事を進めるようになるのです。

 

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できるビジネスパーソンが今すぐ格闘技をはじめるべき10の理由

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できるビジネスパーソンの理想像をざっとあげるとします。その理想像はすべて格闘技をはじめれば達成できてしまいます。

 

それほどまでに格闘技は奥深くメリットが沢山あります。もちろんデメリットもあります。これについては後ほど記しておきます。

 

これから格闘技をはじめてみたいという方に参考になれば幸いです。

 

理由その1:自分に自信が持てる

これが一番、格闘技をやっていてもたらされる最大のベネフィットではないでしょうか?

格闘技は何かにチャレンジしてそれを達成することを繰り返します。

例えば、ちゃんとキックが出来ない

教えてもらう

挑戦する(練習する)

出来るようになる(褒められる)

 

というように小さい成功体験をコツコツと積み上げて少しずつ少しずつ強くなっていきます。

この小さな成功体験を積み上げることが大きなポイントです。

小さいけれど成功体験を積み上げることで自分に自信が持てるようになります。

自分もやれば出来るんだということに気付かされます。

 

理由その2:姿勢が良くなる

できるビジネスパーソンで背中が丸まってしょんぼりした印象の人はいません。

どこか堂々としており背筋が伸びています。これは姿勢がよいから堂々として見えるし背筋も伸びて見えます。なぜ、格闘技をすると姿勢が良くなるかというと以前、こんな記事をかいた通り

 

katayamaryosuke.hatenablog.com

 

アスリートは瞬時に動かなければならないのでいつでもその姿勢をキープしています。

その姿勢こそ「良い姿勢」なのです。

その証拠に姿勢の悪いアスリートはいません。

 

理由その3:気持ちに余裕が持てる

格闘技は殴ったり殴られたりします。そしてそれで相手を倒すスポーツです。

なので、当然ですが相手を殴ったり、殴られたりします。

その時にいちいちオタオタしていては次の行動に移せなくなり倒されてしまします。

なので殴られたときにもオタオタしなくなります。(オタオタしてるとスパーリング時にトレーナーから言われます「オタオタしない!」「効いてないよ!」)最初は殴られた経験もないのでオタオタするのですが必ず慣れます。

この殴られた時にオタオタしないの精神は非常事態になった時にオタオタしなくなります。

心のどこかに冷静な自分が常におり心に余裕が持てるようになります。

 

理由その4:痩せることができる

トレーニングをしっかりしてるとやはり普段から体型には気をつけるようになります。

何より太っているとスパーリング時に動けないです。スパーリングをしっかりこなすためにはある程度、体を絞って軽くしておかないとすぐにへばってしまいます。

体を動かして汗をかくことにより新陳代謝のよいカラダへと変わっていきます。

 

理由その5:奮い立たせてくれる

選手と一緒に練習をするのですが選手の練習量は半端じゃありません。特にプロの格闘選手の練習量にもなると、とんでもない努力を目の当たりにします。すると自分も負けてられない!頑張ろう!と思えます。

その選手が18歳の若い選手や40歳近い選手までいますので自分も負けてられないという気持ちにさせられるのです。

 

理由その6:戦略的になる

格闘技はただ力まかせに殴り合っているのではありません。相手のどこへ行ってどこをどう攻めるか瞬時に判断し、カラダを動かして自分に有利な試合運びをします。

なので、非常に戦略的に頭の中を使っています。もちろん条件反射や肉体的な選手もいっぱいいますが、それだけで勝てなければ、やはり戦略的にならざるを得ません。トレーナーと戦略について話をしたり教えてもらったりするので戦略的な思考になっていきます。

 

理由その7:男らしくなる

格闘技をはじめると闘争本能に火が付きます。その時に脳内ではテストステロンという脳内物資が分泌されます。このテストステロンという脳内物資を出すことによって男性ホルモンに影響を及ぼします。その効能としては

・やる気が出る

・骨や筋肉の強度を維持

・性欲や生殖機能の維持

・うつの抑制

など男らしくなるのに不可欠な物質がたくさん出ます。

 

理由その8:判断力があがる

格闘技は一瞬一瞬が勝負です。常に次を予測し今、どうするかを見極め、行動しなければ倒されてしまいます。一瞬でもボーっとしていたらその隙に倒されてしまいます。

なので判断がめっちゃくちゃ早くなります。無謀に突っ込むことはしなくなり、AとBどちらが有利かを一瞬で判断できるようになります。

 

理由その9:あきらめなくなる

1R3分のスパーリングを3Rぶっ続けでやるとフラフラになります。ほんとうに立っているのもやっとで酸欠により視界が白くホワイトアウトしそうになります。そんな経験をしているとちょっとやそっとのキツいことがあってもあの時よりはマシだと思えて乗り越えることができます。思いっきりKOされた経験があればなおさらです。あとは、基礎体力があがっているので「ここ一番」で踏ん張ることが出来ます。決してあきらめないし、決して逃げ出さない。

 

理由その10:ストレス解消になる

やっぱり思いっきりカラダを動かしてサンドバックを殴ったり蹴ったりすると日常のストレスも吹っ飛びます。どうやら殴ったり蹴ったりする行為はストレス解消に良いようです。一心不乱にサンドバックを殴ったり蹴ったりしているうちに嫌な事はすべて忘れてしまいます。

 

 さて、

いいことばかり書きましたがここでデメリットも記しておきます。

・痛い

殴ったり殴られたりするから当然、痛いんです。痛いのは慣れません。

 

・怪我が多くなる

格闘技をしていると怪我や事故はつきものです。細心の注意を払っていても捻挫したり最悪、骨折したりもします。脳震盪を起こしたり打ち身で3日足を引きずったりします。要はスポーツの中でもとても危険なスポーツです。怪我や事故のないようにとは毎回、言われることですがやはり他のスポーツと比べれば数倍危険です。

 

・怖い

殴ったり、蹴ったりします。これは、日常ではなかなか経験がないのでやはり怖いです。

スパーリングなども最初は本当に怖いです。

でも、これは慣れます。怖いのは最初の一歩だけです。回数を重ねれば絶対慣れます。

 

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最新のボクシングジム事情と仕事の効率化について

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先日ジムに行った時に代表が勝率の高いボクシングジムに見学に行った話を聞きました。

勝率の高いボクシングジムはどんな練習をしてどんな教え方をしてるのかを研究しに選手の出稽古と共に行ったそうです。

 

結論から言うと現在のボクシング技術は一昔と雲泥の差で知らないことがいっぱいあったそうです。

 

まずはパンチの打ち方そのものが違います。

早くて正確なパンチを打つことに特化しており最短でまっすぐインパクトの瞬間まで力を抜いて顎に当たる瞬間に拳を握り込むと同時に顎の下にパンチを滑らせます。

 

そうすることによりガードのスキマからきちんと当ててKO出来るのです。

パンチの衝撃が最後の最後まで残るのだそうです。

 

より、早く

より、正確にパンチを打つためにはなによりフォームが重要です。

 

肩が下がったり逆にあがったり

肘を引いたり前のめりになったりしてはいけません。

正確に踏み込んで正確に「まっすぐ」出す。

そしてインパクトの瞬間に振り抜くように手首を顎のラインに沿わせるようにインパクトをだします。

 

それを出来るまでひたすらシャドーボクシングをします。

長い練習生で鏡の前でシャドーボクシングだけを2時間近くやる練習生もいるそうです。

 

なので小学生や中高生でも、恐ろしく正確で早いパンチを打てるそうです。

 

そのパンチの打ち方を教えてもらって代表にミットを持って貰ったのですが、

なるほど、全然違うと思いました。

 

その打ち方が体に染み込むまで繰り返し、繰り返し、シャドーボクシングでフォームを矯正していくのです。

まず、気がついたのは

1.パンチを打とうと思った時点で力が入ること

2.力が入った状態でパンチを出すとどうしてもまっすぐに出せないこと

が判りました。

 

パンチの打ち方を正確に打とうと思えば思うほど肩が上がったり下がったり前や後ろに体が傾いたりするのです。その日はシャドーボクシングをしっかり正確にゆっくり肩の力を抜いてストレートを出すような練習をしました。

 

毎回、正確にきちんと早くパンチを打てる様になるためにはしっかりと「フォームを矯正して無意識にできるようになるまで慣れること」が一番の近道だそうです。

 

これは、ビジネスについても同じでより効率よくこなすためには「正確」にし「早く」することです。

この2つを達成するためには「さぁやるぞ!」と力んで取り掛かると無駄な力が入っており、何処かでロスが出ます。

 

肩の力を抜いてしっかりと「正確さ」と「速さを」意識してひたすら繰り返す。

効率を良くしよう!と考えるだけでどうしても肩に力が入ってしまいます。

 

はじめは出来なくてもいいので(ゆっくりでもいいので)「正確さ」にこだわります。

それが、出来るようにようになったら徐々に「スピード」を上げて行きます。

 

決して肩の力を入れては行けません。

常に鏡を見ているように自分をチェックしてみてください

 意外とがむしゃらにやっているということが判ると思います。

 

それを無意識に出来るようになれば必ず成果が現れます。

 

仕事の効率化は生活も豊かにします。

仕事のパフォーマンスを上げて効率化を図りましょう。

 

「イシューからはじめよ」が名著すぎるのでまとめてみた。2

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イシューがわかった。細かく課題を分けた(サブイシュー)。それをストーリーラインに乗っけた。あとは解決するための設計図の絵コンテをつくり、資料にまとめて完成度をあげればミッションはクリア!

前回はストーリーラインに落とし込むところまでまとましたので今回は

それ以降、〈絵コンテのつくりかた〜資料制作〜完成度をあげるまで〉をまとめます。

 

では、まとめます。

はじめに重要なことを記しておくと、これから分析という言葉がやたらと出てくるが

分析とは「比べること」「比較」のこと

 これはさりげないけど、とても重要

 

今回のざっくりまとめ

1.絵コンテをつくる

2.実際の分析を始める

3.資料に落とす

4.ストーリーを磨く

5.チャートを磨く

 

【絵コンテの作り方】 

絵コンテの作り方は紙を横にして縦線を真ん中に引き

右:細かく分けた課題(サブイシュー)の左:分析手法(チャート・フレームワーク)やデータもとのネタを入れておく

それをサブイシューの数だけ用意する

チャート・フレームワークをリアルにする作業が絵コンテ作りだ

 

■リアルにするには3ステップでできる

 ●ステップ1…軸を整理する

どのような軸でどのような値をどのように比較するか優れた分析はタテ軸とヨコ軸がはっきりしている

ジャイアント馬場は大きいか」というイシューに対して

縦軸に平均身長 横軸に各国という分析を(比較)をすることで

大きいor小さいor普通という答えが出る。

 

分析(比較)の方法はたくさんある以下がリスト

比較…AとBを比較 例:A社とB社の売り上げ比較

コラム、バー、分布図、ヒストグラム

 

構成…全体と部分を比較 例:体脂肪、シェア率など

パイ、スタック、ウォーターフォール、ビルドアップ

 

変化…同じものを時間軸で比較 例:体重、売上

ライン、コラム、レンジ

 

※ポイントは 

分析の本質は原因側×結果側で説明できるのでそれを意識して軸を考えることと、様々な軸があるのでどの軸で分析をしたら答えになるか考えること。

 

軸の出し方のコツはとにかくたくさん箇条書きにしてグループに分けていくと整理しやすい。

 

ステップ2…イメージを具体化する

 数字が入ったチャートをイメージしつつその意味合いを考える

つまり、知りたい軸のデータを予測しながら数字化(チャート化)していく

そして意味合いとは

分析結果の違い=1.差がある 2.変化がある 3.パターンがある

 

逆に言い換えてみると差がなかったり変化がなかったりパターンが出せない分析結果は意味がない。

 

ステップ3…方法を明らかにする

軸を整理した。意味合いをはっきりさせた。そうしたらどうやってそのデータを入手するかを考え記す

データ入手のポイントは「ほしい結果から考えて採用する」こと

■調査の基本形を記しておく

 調査方法

アンケート

・対人

・リモート

観察

・ネット

・リアル

 

この3ステップで明らかになった分析方法を実行して答えを出せば問題解決方法を導き出せるのだが、いきなり分析や検証を始めないことが大切だと安宅氏は記している。

 

では、どうすればよいかを次の章でまとめている。

この段階はどの段階よりスポーツ的なので、正しい理解と心構えが必要とのこと。

 

 【実際の分析を進める】

・ポイントは一番重要なものから進める。

・カギとなる前提にあたる部分をまず明らかにすること

・カギとなるものは論文のタイトルになるようなサブイシューのことが多い。

※ポイント 

分析はフェアに見ることバイアスがかかる場合がおいので正しく分析する

 

トラブルシューティング

まずはトラブルになりそうだと感じたら先回りして次の手をどんどん用意しておく

前倒しでリスクヘッジを行うこと。

 

あとはFAQにしてまとめた。

Qトラブル1:ほしいデータが手に入らない

A:①構造化して推定する

どうしたら欲しいデータにたどり着くかをどんな構造にしてどう組み合わせればいいかを考える

A:②とにかく現場に行って見る(足で稼ぐ)

A:③近しいデータを複数取って比べる

 

Qトラブル2:自分の力ではどうにもならない

A:人に聞きまくる

 

■ここで安宅氏はこの章の一番重要な事を記している

 「完成度は70%でいい」

 まず雑に作る

それを何度も回すことで70%から80%へと向けて完成度をあげることが大切。

とにかく停滞しないことがポイント

「完成度よりも回転数」「エレガンスよりもスピード」

 そうやって一旦、完成形にもっていくこと

 

 

【伝えるものをまとめる(資料に落とす)】

 問題解決の提示が最終目的なのだからちゃんと伝わる資料を作ることも大切

以下はプレゼン方法やその資料作りのプロセスである

 

■どう伝えるか?

本文を引用すると

”聞き手は完全に無知だと思え”

”聞き手は高度な知性を持つもと想定せよ”の2つ

つまりプレゼン相手は

「賢いが無知」と認識しておく

 

ストーリーとそれを裏付けるチャートの完成度が高ければ高いほど

よい提案となるのでその2つを磨き込む必要がある

 

【ストーリーを磨く】

■ストーリーを磨くには3つのプロセスでできる。

1.理論構造を確認する

ストーリー(なんでなんでなんでor空・傘・雨)とチャートやフレームワークを整理する新理論にはネーミングしておく、噛み合っているか?変でないか?

 

2.流れを磨く

なんどもリハーサルを重ねて引っかかりや違和感を取り除く

 

3.エレベーターテストに備える

エレベーターテストとはエレベーターの中で社長にプレゼンように会社に着くまでの僅かな時間でプレゼンできるかどうかのテストのことで脚本のタグラインのようなもので一行で表せるようになっているかどうかということ。

つまり、この企画や問題解決方法が一言で言えているかがポイント

 

【チャートを磨く】 

■チャートを磨くには

メッセージ(言いたいこと)+タイトル(表題)+サポート(図)になっているかを確認する

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※ポイントは

・イシューに沿ったメッセージがあること

・サポートのタテヨコの広がりがあるか

・サポートがメッセージを支えている

 

コツは1チャート1メッセージにしておく

以下チェックポイント

・軸をフェアにする

・バラバラにしない

・まとめる

・切り口は正しいか?

・単位の見直し

 

最後にこのサポートでメッセージが明確になっているかチェックする

チェックの仕方は表現方法や図の見せ方や切り取り方はもっとサポート出来ないかを考える

 

磨きがかかったストーリーに沿って磨きがかかったチャートを入れ、資料を完成させる。

 

これですべての工程は終了!

素晴らしい《価値ある仕事》になりました!

よかった!

 

まとめの繰り返し

1.絵コンテをつくる

2.実際の分析を始める

3.資料に落とす

4.ストーリーを磨く

5.チャートを磨く

 

■最後に

最後の最後まで本当にそれが正しいイシューなのかずっと気にしていなければバイアスがかかり、これが正しいイシューだと思い込んでしまうので注意が必要

必ず「問題解決が出来る!」の一方で「それは本当か?」と疑うぐらいでちょうどいい

それを繰り返すことで重要なイシューに早く辿りつけるようになり、その訓練となる

 

まとめてみましたがチャートのところなどは正直うまくまとめれた気がしていません。

ちゃんと本をよんだほうがいいですね。

なにかのきっかけや手助けになればと思います。

「イシューからはじめよ」が名著すぎるのでまとめてみた。

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「イシューからはじめよ」安宅和人著が

名著中の名著で問題解決を生業としている人には必読の一冊です。

なんとなく自分の中で行っていたプロセスがくっきり、はっきりシンプルに纏められています。

そして、なにより更に精度が上がること間違いなしです。自分の血肉化として行きたいのでアウトプットすると同時に自分の言葉で更にまとめてみます。

 

問題解決を生業とするならまさに教科書、聖書になるのではと思えるほどです。

ほんとにオススメ。

 

それではまとめていきます。

 

まずはじめに

今回のおおまかなまとめを先に出しておきます。

1.まず、重要なイシューを見つける

2.イシューを細かく分解してサブイシューの集まりにする

3.サブイシューにそれぞれの仮説を立てる

4.それぞれの仮説を裏づけるフレームワークを用意する

5.それをストーリーに落とし込む

 

 

▪️そもそも、イシューとはなにか?

「問題解決するための課題」のことである。

 

つまり

問題がある。→問題を解決したい→それはどんな問題か→どのように解決するか

「どんな問題」にあたる部分と理解するとわかりやすい。

 

そして「どんな問題」かの精度が高ければ高いほどよろしく

「どのように解決」するかの精度が高ければ高いほどよい

この2つの精度の高さによって《価値の高い仕事》になる

 

では、《価値の高い仕事》をするためにはどうしたらよいか?

安宅氏は答えを出している。

 

とにかくイシュー度をあげる事を最優先すべし。

どのように解決するかを千本ノックしても無駄である。

「どんな問題」かのイシューの見極めが最も重要。

そこからそれを解決する解決方法を考えることで

最短で《価値の高い仕事》をすることができる。

 

では、どのようにイシューを見極めるか?

という疑問が湧く

それを第一章でまとめてある

 

【「解く」まえに「見極める」】

 ▪️以下がポイント

・強引でもよいから仮説を立てる

コツは主語と述語をつかうこと

〈何を〉〈どう〉〈どこ〉を使う。

の2点

例:~は、何を行うべきか?

例2:~は~をどう行うべきか?

 

思いついたら言葉にするメールもしくは紙でログを残す

言語化することで前進するし、記録にも残る

 

▪️よいイシューの条件とは?

1.本質的 2.深い仮説 3.答えを出せる

 

1.本質的

世の中のイシューはバイアスがかかっているものやどうでもいいもので溢れかえっている。そこに気づき予めはじくことで本質的なイシューとなる

 

2.深い仮説

常識というバイアスがかかっていることが多いのでそのバイアスを壊す必要がある

共通性、関係性、グルーピング、ルールこのどれかで説明できる

例えば、新商品ロゴを作るとする0から1000コ提案するのではなく

共通性:競合A社の進化版を提案

関係性:競合A社とB社はこの方向性C社はこの方向性だからこの提案

グルーピング:暖かいゾーンお得ゾーンお高いゾーンと寒いゾーン今回はここにいるのでこの提案

ルール:傾向として欧文が多いシルエットが丸いほうが甘い感じがするだからこの提案

※あたりまえを疑うこと

 

3.答えを出せる

ありふれた問題に見えてもそれを解く方法がまだないときがある。他人には解けても自分にはまだ解けない問題もあるという認識を持っておくこと。

 

▪️仮説を立てるためには素材をあつめなければならない

1.第一次情報を集める、現場に行きその目で見る

2.基本情報をスキャンする

・業界内部の競合関係

・新規参入者

・代替品

下流はだれなのか(買い手、顧客)

・上流はだれなのか(サプライヤー、供給企業)

・書籍、雑誌、レビューなどの評価など

3.ポイントは集めすぎないこと

 

▪️情報が集まったけどどうしても仮説が立てられない場合はどうするのか?

5つのアプローチを使う

1.変数を削る…要素を固定して考えるべき変数を削る

2.視覚化する見える化してポイントを探る

3.最終形からたどる…課題が解決したらどうなるか?

4.なんで?を繰り返す…だから何?を繰り返す

5.極端な事例を考える…数字を極端にして比較する

 

《価値の高い仕事》をするためにはイシューを見極めてからその解決策を見つけるやり方が最も効率的で無駄がなく最短。

ここまではイシューの見極め方だが、以下からは解決方法の導き方をまとめる。

 

 

【イシューを分解しストーリーラインを組み立てる】

 ■解き方の質をあげるためには?

1.ストーリーラインづくり

2.絵コンテ

で質をあげることができる。

ストーリーラインとはどのようにしたら問題解決出来るかの筋道

絵コンテとは資料に落とし込む前の設計図のようなもの。

 

1.ストーリーラインの作り方

大きな課題を細かく小さな課題にしていく(サブイシューと命名)

サブイシューの作り方4つのパターン

・パターン1:要素ごとに小分けにする

例:新事業=市場ニーズ×事業モデル

・パターン2:誰が、何を、どのようにするか

・パターン3:もともとなんだっけ?

・パターン4:コンセプトは?

 

もともと~は~だよね

ということは~というニーズがあるはずだよね

そうするとコンセプトは~だよね

~はこんな側面もあるよね

~と~の条件を満たさないとためだよね

…と、このように要素を細分化していく

 

サブイシュー化して見えてくることは、

課題の全体像と小さく小分けした課題の優先順位

 

■それでは、解決方法を考えよう

 まずは、優先順位順にならんだ小さな課題にそれぞれ仮説を立てる

仮説を立てたらフレームワークを使う

 

※ポイント

フレームワークを使う時に気をつけなければならないのが

漏れ、ダブりがある状態ではダメということ

 フレームワークはいろいろあるから使える物を使うがくれぐれもバイアスがかからないようにすることが大切

 

ここでは細かく分けた課題に対して仮説を裏付けるフレームワークやデータを探すだけで実際に数字化したり分析したりするのは後の工程。

 

■どのようにしてストーリーにするか

理解してもらえるように誰でもわかりやすい手順で説明していくことが大事。

 

ストーリーラインには2つの型がある

1.なぜ?なぜ?なぜ?型

・なぜ、A案は魅力的かというと~だから

・なぜ、A案にすべきというと~だから

・なぜ、A案がお買い得かというと~だから

(第一に第二に第三に)

 

2.空、雨、傘型

・空の雲行きが怪しい(課題の確認)

・だから雨が振りそうだ(課題の深掘り)

・だから傘がいるでしょう(結論)

 

 イシューがわかった。細かく課題を分けた。ストーリーが見えてきた。

あとはそれをわかりやすく視覚化することを「絵コンテ」と呼ぶ

絵コンテは建物の設計図のようなもの(企画書やプレゼン資料の雛形)

これを作って実際のプレゼン資料に落とせばミッションクリア!

 

今回のおおまかなまとめの繰り返し

1.まず、重要なイシューを見つける

2.イシューを細かく分解してサブイシューの集まりにする

3.サブイシューにそれぞれの仮説を立てる

4.それぞれの仮説を裏づけるフレームワークを用意する

5.それをストーリーに落とし込む

 

次回は絵コンテと資料の作り方をまとめます。

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富の創出が今、第2フェーズに入った。今後10年を生きる指針

以下のインタビューが面白かったのでまとめます。

www.dhbr.net

安宅和人氏はマッキンゼー出身のデータサイエンスのスペシャリストで現ヤフー株式会社チーフストラテジーオフィサー。

伊賀泰代女史はマッキンゼー出身の独立コンサルタント

そんな背景の2人がこれから我々の行く道のヒントを対談しており、とても興味深く面白く、今後を占う内容になっていました。

 

まずは、安宅氏が「虚構」というキーワードを提唱します。

これはユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の中で喝破したとして、「人間が人間たらしめている能力は虚構構築能力」と説明しています。

 これは、すべての信じられている価値観は「虚構」であり、周りの人がそれが正しいと信じている価値観こそが正しいのであって実は正しい価値観などは存在せず「周囲の虚構」でジャッジされていると説明してます。

 

例えば、結婚という価値観は今まであれば、それが繁殖・繁栄する構造として正しい(効率的)とされていたのでそういう構造=システムが出来ました。

しかし、現在では事実婚など必ずしも、結婚というシステムが正しい繁殖・繁栄する構造ではなく違った形の男女のあり方も議論されており「結婚という虚構」が崩れはじめています。

このように価値観というものは周囲の信じる構造が正しいとされ、その他の構造は間違っているとされます。なので「虚構」は時代と共に変化します。

 

そして、そのアップデートされた価値観を構築し、機能させることができるのが人間であると指摘しています。

 

さて、では現状の「富を生むシステム」=「富の創出の虚構」はどのようになっているでしょうか?

現状はまさに第2フェーズに入ったと安宅氏は話します。

 

以前の「富の創出の虚構」はGDPをベースにした、生産をし→利益を生み→資産を増やすという価値観でした。

リーマンショックやブリックの台頭などを見てもここ10年以前は上記のようなGDPをベースにした虚構が信じられていました。

 

しかし、この10年で「実体をつくって市場に出すだけで、市場がその会社の価値を評価し、それがMarket capitalization(時価総額。以下マーケットキャップ)となる。」(原文ママ)にシフトしたと株価や市場から分析しています。

 

具体的には

アマゾン・グーグル・Appleという企業の資産価値で「夢を形にするためのハードワークによるマーケットキャップドリブン」(原文ママ)にすっかりシフトしたと説明しています。

現状だけのマーケットからの運用だけでは夢を形にできないので未来からも資金運用をし「未来を変えるイノベーションと実行力」をもった企業こそが市場の「虚構」をすっかり変えてしまったとのことです。

 

簡単にいうと

以前から言われていた、モノの価値からイノベーションの価値へと変わるという世界に本当に変わってしまったということです。

よく言われたいたモノからヒトへという価値観です。

 

僅かだけれども、モノの価値派が残っていたけれどもここ5年で完全にイノベーションが価値を生む世界に変わってしまった。ということです。

 

今までの価値観のモノには価値がなくなるので、それを以前の価値観で広告するような広告などは加速度的に廃れていきます。

「僕たちの未来がよくなるもの(豊かになるもの)」にしか価値や魅力がなくなって行きます。

それ以外の価値観はレガシー(遺産)となり、なくなりはしないけど、廃れていきます。要はメインでなくなります。

 

では、富の創出の第2フェーズである「物を作って売る」から「未来を変えることに価値がある」に変わったしまった現状、我々はどうすればよいのでしょうか。

 

答えは簡単です。

ワクワクすることを生み出せば勝ち(価値)になる。

※もしくはワクワクすることをプレゼンテーションできれば勝ち(価値)になる。

ということです。

 

「がんばることからワクワクすること」(記事ママ)

 

まさにこれです。

私達の世界は今、夢見ることが価値を生む世界になりました。

夢を見て夢を達成する人こそ、今後10年必要不可欠な人材ではないでしょうか。

 

仕事のやり方とパンチの打ち方

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効くパンチの打ち方は実は仕事にも応用できます。

効くパンチの打ち方とは当たる瞬間にぐっと拳に力が入ってインパクトが生まれるパンチです。

勢いやパワーだけで打つパンチというのはガードできるし当たっても力で押されるだけで我慢できます。効くパンチは居合の刀のように当たる瞬間に威力を発揮します。

 

インパクトの瞬間を生むためにパンチはまっすぐ前に出します。

 

振りかぶったり勢いをつけたくなるのですがしません

振りかぶったり勢いをつけずにファイティングポーズからまっすぐ前に出します。

強いパンチを出そうとするとどうしても振りかぶったり勢いをつけようとして肘を引いてしまうのですが、それをせず、まっすぐ前に出して当たる瞬間に拳を握りこむイメージでインパクトを作ります。

 

なので、効くパンチを打つためには肩に力が入っているとうまくいきません。

インパクトを生むまではパンチを前に出すときにさえ肩や肘に力をいれません。

リラックスした状態で常にパンチを出して当たる瞬間にぐっと拳に力を入れます。

 

これは、あらゆるスポーツに共通する点です。体に力が入っているとスポーツは何もうまくいきません。

 

ホームランを打つときも当たる瞬間まで体はリラックスしてバットをスイングします。当たる瞬間に力を入れて居合の刀のようにその瞬間にインパクトを生むので球の飛距離がでます。

 

これをパワーだけでホームランにはできません。

要はタイミング角度スピードがポイントで決してパワーは重要ではありません。

 

仕事も同じで、活躍しようと肩に力が入った状態で仕事をすると視野も狭くなりうまくいきません。空回りの状態になってしまいます。

 

つまりリラックスしているかどうかが重要です。

インパクトを生む瞬間に(ここ一番!という場面で)ぐっと力を込めるようにすると思いがけずに効果がでます。

 

打ち合わせでも会議でも結果を残そうと肩に力が入っているとそうそううまくいきません。リラッスクした状態からまっすぐ向かってここ一番で力を込める

タイミング角度スピードがポイントです。

 

このポイントを意識して仕事をすれば

仕事のやり方も変わって結果も自ずと出てきます。

努力というのは正しい努力と間違った努力がある

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努力というのは目的を達成するための手段です。

目的がはっきりしていればその目標達成をするまでがいわるゆる「努力」になるでしょう。

その努力というのは2種類あって

  1. 正しい努力
  2. 間違った努力

の2種類あります。

正しい努力とは目標達成までのプロセスをいかに短縮できるかというポイントを押さえて目標達成に向かっていること

間違った努力というのは目標に向かわず盲目的にこなしていることです。

 

つまり、正しい努力とは目標達成のプロセスにきちんと向かっていることが大切なのです。

 

例えば、ダイエットして今よりウエストをマイナス5センチしたいとします。

特に期限は決めていなくて、現状よりマイナス5センチにしたい。

 

まずは、正しい努力の仕方としては「腹筋をする食事制限をする、その前にどれが効率がいいかいろいろと調べ、試し、そして成果が出たものを採用しそれを毎日、続けられるように日々工夫を重ねること」

ポイントは毎日振り返り工夫を凝らすことです。

最も重要なのは終わりなきブラッシュアップを重ねることなのです。

 

間違った努力というのは「運動=ランニングという固定概念から、明日から毎日ランニングするぞ!と決意して歯を食いしばって努力し続けること」です。

 

決してランニングが間違っているのではなく、毎朝のランニングは習慣化すれば精神的にも肉体的にも健康になることは間違いないのでランニング自体はいいのですが、何が問題かというと、目標の「ウエストマイナス5センチ」ということから、離れてしまっていることです。

 

有酸素運動だけではなかなかウエストは細くなりません。

正しい知識にプラスして改善していかなければ、全然成果が出ずに諦めてしまうことになります。

 

また、習慣化するまでに脳が飽きてしまう可能性が高いのです。

医学博士の石川義樹氏によると脳というのはとても飽きやすく人間の意志は全くあてにならないそうです。

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習慣化する前に諦めてしまう前に正しい努力をするようにすれば

 

正しい努力(ブラッシュアップして工夫する)をする→早めに成果が出る→結果が出るので楽しい→また、さらに工夫を重ねる→やりたくて仕方がなくなる→また、さらに良い結果がでる

 

というように良いサイクルに入っていくといつのまにかやらないと気持ちが悪いというような「習慣化」を楽しく達成することができます。

 

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声援を大切にする人しない人

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プロの格闘家は格闘技でご飯を食べています。

もちろん格闘技だけで生計を立てているわけではないのでしょうが、

試合をしてチケットを売ってその売り上げと賞金とファイトマネーを得ているなら、立派なプロ格闘家です。

 

格闘家に限らずアーティストやプロスポーツ選手はファンを大切にします。

それは、彼がお金を運んでくるから大切に思っているのではありません。

では、なぜ大切にするのか?

 

それは、ファンの声援があるとどんなに苦しい場面でも耐えていけるからです。

以前、こんなブログを書きました。

katayamaryosuke.hatenablog.com

 

人間は自分の私利私欲のためだけには、そんなに頑張り続けることはできません。

圧倒的な努力をし続けているからかこそ、プロの世界で通用するアスリートやエンターテイナーやアーティストになっているのであって、そこには自分の欲の実現よりも他者の願望(応援)を実現させようとしているから、頑張り続けられるのです。

 

自分が頑張り続けるためにもファンの期待・応援はとても貴重なものになるからです。

 

もちろん自己実現というのもあるでしょう。

アーティストもエンターティナーもアスリートも他を圧倒したいと思って歯を食いしばって努力し続けています。

 

しかし、やはり声援や賞賛がなければ続けることは難しいでしょう。

 

実はビジネスの世界でも同じではないでしょうか?

ビジネスの世界だからと言って自分のファンをおろそかにしていませんか?

 

この時の「ファン」というのはあなたを応援している人すべてです。

親かもしれないし恩師かもしれないし、妻や子供、同僚かもしれないし上司かもしれません。

みんなあなたを応援しています。

そしてエールを送っています。

 

案外ファンがいるのはアスリートやアーティストのような選ばれたごく、一部の人しかいないと感じてしまいがちですが、実はそうではありません。

 

あなたを応援してくれる人はあなたのファンなのです。

 

よく周りを見渡して応援してくれる人を探してみましょう。

そして、その人を大切にしてください。

 

あなたがつらい時に頑張れるモチベーションの源泉はこの声援なのです。

だから、大切にしなければなりません。

 

 

 

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何かをマスターしたければ応用に行ってはいけない

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先日、練習をしていて基本のミット打ちの時にジャブとストレートがとても良くなりました。と褒めてもらいました。

 

肩の力が抜けていて力ではなく前にそのままパンチを出してインパクトの時にドンと突き抜けるように打てるようになってとてもいいです。とのことでした。

 

格闘技を初めて6年経つのですがまだまだ成長できるのだと知り改めて嬉しくなりました。

 

基本というは何においても非常に重要です。

基本を身につけないで次に行こうとすると大抵のことはそこで躓きます。

格闘技であればストレートやジャブのような基本のパンチをきちんとコントロールでき、適切なパワーで角度よくきちんと打てることが基本になります。

基本ができていないのにわかった気になって、すぐに次の応用や難しいことに行ってしまうと途端にわからなくなってしまうのです。

 

その基本を支えているのが基礎力です。

 

応用にいってもいいのだけれども基礎をおろそかにしないことが大切です。 

 

コルクの佐渡島氏は編集者で今は出版エージェントの会社を運営しています。氏は著作の中でこう言っています。

 

数学や英語も基本が大事で、数学であれば計算をたくさん解くことで得られる計算力=基礎力、これが基本になります。その計算力がきちんと身に着く前に応用問題や複雑な問題に取り掛かると途端にわからなくなって数学が苦手になってしまいます。

 

英語なら英単語を覚えることが基本になり単語力がないのに長文問題や会話に入ってしまうので途端にできなくなって苦手になる。

 

運動をやるのもまずは、筋肉が必要で筋肉がない時にスポーツをやっても結果はでません。

 

漫画家も同じで線を書くという基礎・基本ができていないとまずは漫画になって行かないそうです。

 

その基本の力を身につけるためには、ひたすら量をこなすしかありません。

 

一定以上の量をこなすことで初めて基礎力がアップします。

そして、応用ができたからと行って決して基礎の力を伸ばすことを怠らないことです。

 

私も6年かかってようやくパンチがうまく打てるようになったところです。

1ヶ月や2ヶ月でわかったような気になって次の応用に行くのは実は非常に危険です。躓いて苦手になってしまう恐れがありましす。

 

英語でも勉強でも楽器でも何かを習得したければ応用はそこそこにしてまずは基礎力、基礎体力が着くまでしっかりと繰り返し練習をし、量をこなすことをお勧めします。

 

そして、応用に入ってもその努力は怠らないようにする。

そうすることで、飛躍的に修練度はアップします。