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オタオタしない

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格闘技を始めたばかりのときスパーリングのときに言われた今でも忘れることのない一言が「殴られたときにオタオタしないこと」でした。

今のジムに行くまでの練習ではスパーリングをするときには本当に触れる寸止めだけの超マススパーリングのみでちゃんと当てることはありませんでした。

 

今のジムのスパーリングで初めてしっかりミートするパンチをもらいました。

寸止めだと思っていた自分は最初びっくりして呆然としてしまいました。格闘技のジムなので当然、打ったり打たれたりします。

怪我をするほどには強く当てませんがしっかり当て感を体に覚えさせないと練習にならないので、そこそこの力で打ち合います。

 

初めてパンチが入った感覚は衝撃がすごく、当然パニックになりました。

そのときのアドバイスが「殴られたときにオタオタしないこと」格闘技だから当てたり当てられたりするスポーツなんだから殴られてオタオタしていたんじゃ対処のしようがないよ、と教えてもらったのでした。

これは頭でわかっていても衝撃的な一言でした。殴られることにも殴ることにもある程度、慣れてないと全く周りが見えなくなるのです。

例えば、ブロックをしていて、グローブの上からでも軽く5割の力のパンチがあたっただけでも衝撃があって頭がぐらっと揺れ、目がチカチカします。

 

そこで呆然としていたりパニックに陥ったら、それこそ、そのぐらいの衝撃でオタオタしていたら完全に相手の思う壺で、いいように攻撃されてKOです。

 

その衝撃がわかっているからこそ当たりたくないのできちんとガードを固めるようになるし、そもそも当たらないようにきちんと距離を測るようになります。

 

殴られたときこそ冷静に見るようにしています。

攻撃してきてるということは相手のガードが崩れているときなのでその隙を狙いやすくなります。

 

これは、ビジネスにも応用が利きます。

殴られるほどの衝撃があった場合、ショックなことがあった場合には決して

呆然となったりパニックになってはいけません。

 

ちゃんと状況を把握するためにしっかりと周りを見ることです。

ビジネスだってなんだって目眩が来るほどのことがあります。

そんなときこそ反撃のチャンスなのです。

おそらく攻撃を仕掛けてきている相手のことをちゃんと見てしっかり攻撃を合わせることができれば決してオタオタしなくなり

 

どう対処すればベターかを頭をフル回転させて考えるようになります。