自分を客観的に見ると様々なことがわかる
先日、トレーニングをしていてマススパーの時に自分の携帯でマススパーリングの姿を撮影してもらいフォーム、ガードの位置、戦術がどう機能しているかをチェックしてみました。
まず、驚いたのが体格差です。
私は身長が184cmありトレーナーは170cm前後ぐらいです。
戦っている自分の目線ではそんなに身長差があるとは思っていませんでしたし、攻撃もの高さもそんなに違わないと思っていたのでそこまで身長差があるとは思っていませんでした。(ちゃんとストレートも顔に届くしハイキックも頭に届いていたので)しかし、客観的に自分のスパーリングをみてみたら頭1つ以上の身長差があり手足の長さも全然ちがいました。
その映像を見て思ったのは「なんでもっと積極的に前に出て距離を潰さないんだろう?」ということでしたが、やっている本人は前に出たくても牽制がきっちり効いているので前に出るとカウンターをもらいそうでなかなか前に出れないのです。客観的にみると絶対、当たらないからもっと詰めろ!って言いたくなるのですが、コーチがうまいんです。前に出れない。
あと、もう一つ思ったことは「ガードが低い!」です。
身長差があるのでやや斜め下から攻撃がありボディーも狙われがちなので、そもそものガードのポジションが低い位置に構えています。
これは、よくない。
ガードはしっかり急所をガードするからガードなんであって急所が空いているガードはガードじゃないです。なので頭や顎を狙われているのだと気づきました。(そして攻撃を受けがち)しっかりとガードを固めて隙きをなくすからこそプレッシャーになるのであってガードがゆるいから詰められるし、前に入られるのだなと思いました。
今後の課題としては
- 相手は絶対当たらない距離から自分は当てることができるのでもっと積極的に手を出して相手の間を潰すこと。その時はカウンターを必要以上に怖がらないこと
- ガードをしっかり上げて隙きを見せないこと急所をガードしてありそのポジションから攻撃を出すこと
この2点を徹底的に体に染み付くまで練習しようと思います。
これを仕事に置き換えると
プレゼンや会議や商談などを誰かにビデオを取ってもらって客観的に見てみると意外なことがわかります。
プレゼン時の声の大きさ、どこに視線を送っているか?
例えば、ずっとスライドや手元資料を見続けて、お客さんと顔を合わせていないなど、様々なことが解ってきます。
喋っているときの姿勢や表情など相手に隙きを与えるような事をしているかもしれません。
ビジネスで成功を収めたいなら、一度恥ずかしい気持ちを抑えて自分の姿をビデオに取って客観視してみることをおすすめします。