仕事に格闘技を活かす方法

広告やらなんやらのクリエイティブディレクターをやっています。格闘技のスキルを仕事に使えないかについて書きます。格闘技歴は6年ほどです。

富の創出が今、第2フェーズに入った  今後10年を生きる指針

以下のインタビューが面白かったのでまとめます。

www.dhbr.net

安宅和人氏はマッキンゼー出身のデータサイエンスのスペシャリストで現ヤフー株式会社チーフストラテジーオフィサー。

伊賀泰代女史はマッキンゼー出身の独立コンサルタント

そんな背景の2人がこれから我々の行く道のヒントを対談しており、とても興味深く面白く、今後を占う内容になっていました。

 

まずは、安宅氏が「虚構」というキーワードを提唱します。

これはユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』の中で喝破したとして、「人間が人間たらしめている能力は虚構構築能力」と説明しています。

 これは、すべての信じられている価値観は「虚構」であり、周りの人がそれが正しいと信じている価値観こそが正しいのであって実は正しい価値観などは存在せず「周囲の虚構」でジャッジされていると説明してます。

 

例えば、結婚という価値観は今まであれば、それが繁殖・繁栄する構造として正しい(効率的)とされていたのでそういう構造=システムが出来ました。

しかし、現在では事実婚など必ずしも、結婚というシステムが正しい繁殖・繁栄する構造ではなく違った形の男女のあり方も議論されており「結婚という虚構」が崩れはじめています。

このように価値観というものは周囲の信じる構造が正しいとされ、その他の構造は間違っているとされます。なので「虚構」は時代と共に変化します。

 

そして、そのアップデートされた価値観を構築し、機能させることができるのが人間であると指摘しています。

 

さて、では現状の「富を生むシステム」=「富の創出の虚構」はどのようになっているでしょうか?

現状はまさに第2フェーズに入ったと安宅氏は話します。

 

以前の「富の創出の虚構」はGDPをベースにした、生産をし→利益を生み→資産を増やすという価値観でした。

リーマンショックやブリックの台頭などを見てもここ10年以前は上記のようなGDPをベースにした虚構が信じられていました。

 

しかし、この10年で「実体をつくって市場に出すだけで、市場がその会社の価値を評価し、それがMarket capitalization(時価総額。以下マーケットキャップ)となる。」(原文ママ)にシフトしたと株価や市場から分析しています。

 

具体的には

アマゾン・グーグル・Appleという企業の資産価値で「夢を形にするためのハードワークによるマーケットキャップドリブン」(原文ママ)にすっかりシフトしたと説明しています。

現状だけのマーケットからの運用だけでは夢を形にできないので未来からも資金運用をし「未来を変えるイノベーションと実行力」をもった企業こそが市場の「虚構」をすっかり変えてしまったとのことです。

 

簡単にいうと

以前から言われていた、モノの価値からイノベーションの価値へと変わるという世界に本当に変わってしまったということです。

よく言われたいたモノからヒトへという価値観です。

 

僅かだけれども、モノの価値派が残っていたけれどもここ5年で完全にイノベーションが価値を生む世界に変わってしまった。ということです。

 

今までの価値観のモノには価値がなくなるので、それを以前の価値観で広告するような広告などは加速度的に廃れていきます。

「僕たちの未来がよくなるもの(豊かになるもの)」にしか価値や魅力がなくなって行きます。

それ以外の価値観はレガシー(遺産)となり、なくなりはしないけど、廃れていきます。要はメインでなくなります。

 

では、富の創出の第2フェーズである「物を作って売る」から「未来を変えることに価値がある」に変わったしまった現状、我々はどうすればよいのでしょうか。

 

答えは簡単です。

ワクワクすることを生み出せば勝ち(価値)になる。

※もしくはワクワクすることをプレゼンテーションできれば勝ち(価値)になる。

ということです。

 

「がんばることからワクワクすること」(記事ママ)

 

まさにこれです。

私達の世界は今、夢見ることが価値を生む世界になりました。

夢を見て夢を達成する人こそ、今後10年必要不可欠な人材ではないでしょうか。