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ステップインから考える恋愛や仕事相手との距離のとり方

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先日、スパーリングをやっていた時にトレーナーの方からステップインを身に着けたら

もっと強くなるよと言われ、教えてもらいました。

 

ステップインというのは離れたところからステップして相手の攻撃エリアに入り攻撃を出すことをいいます。

普通に歩いて距離を縮めてもいいのですがステップインを混ぜると、いつ相手が飛び込んで来るかがわからないくなるので攻撃のバリエーションがものすごく拡がります。

 

普通に歩いて相手との距離を縮めていたとします。距離を取りつつ攻撃をします。

すると相手は「アウトスタイル気味だな」と思います。

そして思っていたところに、その距離からステップインして近距離から攻撃をする。

 

ステップインして近距離の攻撃をしてからまた普通に歩きながら距離を取って攻撃し、徐々に距離を縮める。

そのようにするだけで相手は次の攻撃が読めなくなります。

 

そして、大きい利点の1つに「フェイント」にも使えるようになります。

 

ステップインをするモーションをチラッと見せてステプインせずに、逆に回り込んでハイキックで倒しに行く。

 

ハイキックはモーションが大きく防御されて隙ができやすいので、なかなか出しにくい技ですが相手が予測不可能な動きをしてからのカウンター気味のハイキックはとても防ぎにくく有効です。

 

近づいたと思ったら離れる。距離を取ってリーチを活かしたと思えば不意にステップインして一気に距離を縮める。ステップインしそうな動きで相手が反応したら逆に動いてハイキックで倒しに行くなどなど。

 

ステップイン一つ身につけるだけでこのようなバリエーションが生まれ相手を思うようにコントロールできるようになります。

 

これは、仕事や恋愛でも同じです。

 

一直線のストレート勝負のキャラクターの人がたまに距離を置いて相手の様子を伺って見る。

相手が来ないのか?と思ったところで一気に距離を縮める大胆な行動に出る。

距離を縮めたかと思ったら変化球のサプライズでカウンターを狙う。

 

など、相手との距離間を縮めるという行為だけとってもい1つバリエーションが増えるだけで

ものすごくバリエーションが広がり相手をコントロールしやすくなります。

 

いつでも馬鹿正直に当たって砕けろ型の人は距離を置く戦術を考えてみる。

逆に外側から距離を取って確実にチャンスを伺う型の人は思い切って相手との距離を縮める戦術を考える。

 

たったそれだけで無限にバリエーションが広がって自分の戦いがしやすくなり、自分がペースを握ることで勝率はグッとアップします。

 

逆に言い換えると相手のペースに合わせていると疲弊します。

相手の好きな戦い方に合わせてしまうとやられます。

 

人と人との距離感は格闘技も恋愛も仕事もそんなに変わりません。

人との距離感を意図的にコントロールすることで、自分のペースで物事を進めるようになるのです。

 

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