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人を幸せにするためにはどうすればよいか?

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前回に引き続き、人を幸せにするためにはどうすればよいかをまとめます。

前回の記事で「幸せになる」「幸せにさせる」「幸せを願う」は各々全部違うということを説明をしました。

katayamaryosuke.hatenablog.com

 

要は相手をよく知り、相手の過去を許し、相手の現在をリスペクトし、相手の未来を信じることから始めるという話でした。

 

まぁ、まぁ、わかるけど具体的でないなとずっとモヤモヤしていました。

そこで、もっと実践的で具体的な方法で相手をしあわせにすることは出来ないかと考えていました。

 

そこでまた、前野教授の理論を持ち込んでみたらできそうなのでまとめておきます。

 

 この本に幸せを求めるならば非地位財を手にすると幸せになれるとはっきり書いてあります。

その非地位財を相手に与えることができればこれは、相手を直接的に幸せにできるのでは?と考えました。

では、非地位財とはなんでしょうか?

・健康

・自主性

・社会への帰属意識

・良質な環境(衣・食・住)

・自由

・愛情

 

これを相手に与えて、与えて、与え続けることで相手が間接的に非地位財を手にしたならば、これはもう、「相手を幸せにした」と言ってもよさそうです。

では、どのように相手に与えればよいか?

 

・健康

一緒に運動をする、運動や散歩に誘う(できれば日を浴びるとよい)

体に良い食事を作って与える(魚・野菜中心で魚は青魚が望ましい)

なるべく睡眠を取る、夜更かしせずに就寝するように心がける

 

・自主性

相手に興味を持つ、相手の好きなことに興味を持ってトライしたり共有することで自主性が生まれる。

リスペクトする、相手を敬い尊敬することで相手の自主性を育むことができる。

相手のやりたいことを応援する。手放しで、どんなチャレンジでも応援することで相手の自主性を育むことができる

 

・社会への帰属意識

相手と一緒にボランティアを行う、様々なコミュニティ(地域やクラブ活動など)へ巻きこむ、繋げる、それを手伝ってもらう。

仕事を応援する。人の役に立っていることを伝えることで帰属意識を高めることができる。

 

・良質な環境(衣・食・住)

暑いときは涼しく寒いときには温かい衣類が豊富にある状態を目指す。

偏食にならずにちゃんと1日に3度の食事プラス、フルーツを食べることができる環境を目指す。

清潔で心が落ち着く住環境を目指す。

 

・自由

拘束したり管理をしない。つまりは信用し、信頼して任せる。

 

・愛情

きちんと伝える。

このときに愛情の伝え方にはポイントがあってこちらが伝えているつもりでも、相手に伝わっていない可能性がある。それは、なぜ起きるというと、ゲーリーチャップマンが提唱している「愛情の5つの言語」というものがあり、その言語が一致している場合には相手にきちんと伝わるが相手と言語が一致していないと伝えている方は「こんなに伝えているのになんでわかってくれないんだ!」となるし、伝わりたい方も「なんでこの人はなにも愛情表現をしてくれないんだろう…」となることが多々ある。

愛の言語には5つあり

1.言葉で伝える

2.一緒にいることで伝える

3.手伝うことで伝える

4.プレゼントで伝える

5.ボディタッチで伝える

いいとか悪いとかではなく、分類としてこの5種類があり、人それぞれ第一言語にしている言語がある。

それが一致していれば、きちんと伝わり問題ないが、一致していないと上記のようなすれ違いが起こる。

なので、一様に愛を伝えると言ってもきちんと同じ言語で伝えなければ相手に伝わっていない可能性があるので要注意

 

この非地位財をしっかり相手に与えて、与えて、与え続けることで結果、相手を幸せにすることができます。