体幹を鍛えると心まで芯が出る
格闘技をやっている人をみるとどっしりとして体重がしっかり下に落ちていて動き回ってもフラフラしてるように見えません。それはなぜかというと体幹を鍛えているからです。
体幹を鍛えるにはプランクが一番有効です。
あとはシャドーボクシングしている段階からしっかり自分の軸がずれていないか、パンチやキックを出したあとに体の中心が取れているかをチェックします。
チェックする方法はジムには鏡が貼ってあるんですが数枚張り合わせてあるのでつなぎ目があります。そのつなぎ目に自分の中心が映るように構えます。図にするとこんな感じです。
この中から取った位置からパンチやキックを出してもずっとこの位置をキープできるように練習します。
あとは、片足で立つ練習もします。片足を上げた状態から向かい合って肩や腕を押し合いふらつかないようにします。
あとは、普段からプランクで体幹を鍛えておきます。
これを繰り返しているうちに、パンチを出してもキックを出しても攻撃をブロックしてもいつでもすぐにファイティングポーズに戻ることができてフラフラしなくなります。
フラフラしなくなることでいいことがあります。
それはいろいろと慌てなくなります。
慌てなくには理由があります。
例えば転びそうな時に脳は危ないと状況であると判断して体を守るために転ばないようにとっさに自分の予想以外の行動をしてしまいます。その時こそ慌てるのです。
時間がないとか間に合わないとか、要するに自分の予想以上の想定外の出来事が訪れると慌てるのです。それが、体幹を鍛えておけばその予想以上の想定外の自分の動きに対してが自分の中に線(芯)があることでどれぐらいズレたら危険かどれくらいの動きをしたら対応できないかがわかるため慌てることはありません。冷静に対処するだけです。
肉体的に慌てる頻度がすくないとおかしなもので心に余裕が生まれ、多少のことがおきても慌てなくなります。
これが体幹を鍛えると心にまで芯ができるメカニズムです。
ビシネスでも同じで自分の予測している想定外の出来事に対しどうすればいいかをあらかじめ予測をして前もって対処方法を考えておく、そしてそれを毎回毎回する癖をつけてどんな状況でも瞬時に判断できるようになれば慌てることはなくなります。
そして、仕事で慌てている人を見たら慌ててると危ないよと助言してあげましょう。