ミット撃ちはミットを打つのではなく奥の奥を狙う
ミット撃ちの練習は初心クラスでは必ず行う練習です。ジャブ、ストレート、ワンツー、ジャブ・フック、ワンツーフック、アッパーなどを3分1Rで2R行います。
一人がパンチミット
(こんなのです。)
を持って、もう一人がグローブをつけてパンチをミットに出していきます。
そこで、重要なのは、相手のもっているパンチミットを狙うのではなくその中の手を狙うように意識します。そうしないとパンチが手前で止まってしまい相手を倒せないパンチになってしまいます。しっかり相手を倒せるパンチにするためには相手のミットの奥の更に奥をめがけて出すようにすると威力が全然ちがいます。
ちゃんと芯まで届くパンチが打てるようになると気持ちがよくて。ストレス解消にはもってこいです。
そしてキックも同じで、キックミットではなくその奥の腕さらにその奥の骨を狙います。
これは、ビジネスでも同じことが言えます。
目の前のことだけを倒そうとするとどうしても腰の引けたイマイチな仕上がりになってしまいます。それよりも奥の奥を狙って仕事をするようになると格段に威力が増します。
例えば様々な企画立てるにしても目の前の担当者を倒すのではなくその後ろの部長や社長を倒すつもりで企画するし考える。
作品を作るのなら担当者が納得行くものではなくさらにその奥の視聴者やファンを倒すつもりで制作する。
売るにしてもサービスにしても目の前の相手だけ倒すのではなく、その奥の奥にいる人をも倒すように仕事をするだけで威力が段違いに違ってきます。