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不利な相手とは真正面から向かってはいけない

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先日、練習したことで手足の長い不利な相手の懐に入るにはどうすればいいか?とそれに伴ってカウンターを教えてもらいました。

 

相手の方がリーチが長い場合はいくら攻撃しようとしても届かないので相手を攻撃しようとするためには自分の攻撃が相手に届くまで近づかなければなりません。

 

当然、自分の腕の方が長かければ有利ですのでそのままジャブを出し続け、相手の間合いを潰していきます。そして相手が入って来ようとしたところでスッと後ろに下がり届かない安全圏に下がります。このようにして「自分は当たらないが相手には当たる距離」で戦えるので手足が長いのはとても有利です。

 

それではそんな嫌な相手、手足が長い選手の懐に入るためにどうすればいいか?

 

ポイントは

1.相手が攻撃したと同時に攻撃を出しながら中に入る

2.相手の攻撃をガードしつつ同時にカウンターを狙う

 

この2点です。

 

1.相手が攻撃したと同時に攻撃を出しながら中に入るのやり方は、相手のジャブに対して受けると同時に攻撃してくる相手の空いている場所を狙って打ちます。

 

f:id:katayamaryosuke:20161121110239j:plainここを狙いす。

ガードしてから打つのではなくあくまでの自分の急所をガードしているので手のひらで受けるような感じで攻撃をキャッチするようにして威力を殺しつつ一気に詰めて対角線上にジャブを入れます。

※お互い右利きの場合のみです。サウスポーはまた、戦術が変わります。

 

タイミングがとても重要です。

 

2.相手の攻撃をガードしつつ同時にカウンターを狙うやり方は、相手が攻撃を出す前のタイミングで同時に攻撃をしかけるます。攻撃を出してから相手の空いてる場所を狙っては遅くてほぼ同時に相打ち覚悟で狙いに行きます。うまいカウンターは引いた時にも狙いますが基本は攻撃の出合い頭を狙います。

 

この2つのポイントに共通するのがやや横にずれながら懐に入るということです。

相手がまっすぐ打ってきたところを避けつつやや斜めから正面衝突を避けながら近づき攻撃します。

 

これを仕事に応用すると、なかなか入り込めない状況は相手の動きに合わせて斜めから入るということになります。

 

なかなか発注のかからないクライアントやクレーマーな迷惑なお客さんに対し、相手が動いたところで同時にこちらの攻撃を斜めから仕掛けましょう

例えば、なにかお願い事をされたらその瞬間に別のアプローチも紹介する、お客さんのクレームに対し、その瞬間に別の提案をするなどが、カウンター狙いのアプローチになります。

 

真正面からぶつかっても負けてしまう相手にはカウンター狙いで斜めから近づきノックアウトを狙いましょう。正面からぶつかると逆にKOされてしまいますので戦術を変えてみることをオススメします。