自分でコントロールできることにフォーカスする
自分でコントロールできることとコントロールできないことがあります。
もっと上手くなろうや、もっと良くしようと考えた時に大切なのは、自分のコントロールできることにフォーカスするということです。
例えば格闘技だったら腕の長さはコントロール出来ませんが動きをコンパクトにすることは自分でできます。試合の場面でも、相手の仕上がりはコントロールできませんが自分のテンションはコントロールできる。
良くないとか上手く行かないと思っていることは大抵、コントロールできないことに対してコントロールできないから困ったであるとか、コントロールできないから上手くいかないなど、コントロールできないことにフォーカスがあっている場合が多いのです。
「これを良くしよう」とした場合に、まずこれは自分でコントロールできるかできないかを判断します。
コントロールできるのであればそれを実践すれば事態は好転していきます。
コントロールできないと思った場合はそこで考え方を変えて、自分でコントロールできることはないかを探します。
自分でコントロールできることに注目し行うことで、事態が好転していきます。
例えば夫婦が不仲であまり家庭の状況が良くないとします。
あなたは、事態を好転したいと思っている。
そんな時にこの問題に対して妻をコントロールすることはできません。一人の人間は変えようがありません。
しかし、妻をコントロールしたがり事態はますます好転しません。
そこで、自分がコントロールできる事を探して実行します。
なんとなく会話がないのだったら自分から挨拶だけは必ずするようにしてみたりクローズドSNSを使って見たり
コミュニケーションそのものの質を変えることはコントロール可能です。
このように、自分で何かをするということだけではなく、この問題に対して自分でコントロールできることはなにか?
それを、どうコントロールするかで事態は好転しうまく行きます。